皆、小さな動物を捕獲用ネットで「ギャバッ」っとして「ヒュッ」ってやってるぅ???
どうも、タッキーです。
「モンスターハンター:ワールド」が発売されてから時間が経ちましたが、
ついつい小型動物を捕まえたくなってモンスターが狩れません。
今回はそんな小型動物の「昆虫」と折り紙について触れてみます。
テントウムシなどの、飛翔するときに翅を開くタイプの虫は、普段翅を折りたたんで収納しています。
この翅を折りたたむときの折り目は決まっており、少ない折数で収納できる形が望ましいです。
テントウムシは外側にある硬い羽とお尻(正確には腹)を使って、「ういよういよ」と翅を手繰り寄せて翅を収納しているそうです。
(サイエンスZERO「‘折り紙’大進化! 宇宙から医療まで」という回で紹介されておりました)
そのため、折り目は翅の収納には重要な要素となります。

翅を広げるとここまで大きくなりますが…
↓

コンパクトに折られて収納されています
他にも、「カブトムシのツノの形は、幼虫の頭に折りたたまれて収納されている」
という説を唱えた論文もありました。
折り方は複雑なようですが、空気を送り込むだけでツノの形が出来上がるそうです。
論文はこちら↓です。興味のある方はどうぞ。
Complex furrows in a 2D epithelial sheet code the 3D structure of a beetle horn (Keisuke Matsuda,et al.)
「たかが折り紙。されど折り紙。」
「折り」という視点で自然界を見てみると面白い発見があるみたいです。
にらみ折り道からは脱線しましたが、
「折り紙の研究」は最先端を行くものなのかもしれませんね
ーという紹介でした。
ではノシ