オッス!オラ「オクダ」
あけましておめでとうございます!
皆さん良い年を迎えられたでしょうか?
今年は戌年
好奇心旺盛で、寒い季節でも元気に走り回る犬のように元気な一年にしたいですね
さて、今年も例年通り年末年始は実家に帰省してきました
全行程600kmにもおよぶロングドライブを敢行するわけですが
最近は道路の整備が進んでいて、ほとんどの行程が高速道路を利用できるようになりました
ありがたいことです
今回はドライブ中に思ったことをお話します
学生さんや都会に住んでいる人は車の運転に縁遠くてピンと来ない話かもしれませんがお付き合いください
多くの高速道路や幹線道路は複数の車線があり、同じ方向に平行して走ることができます
特に高速道路では交差点や信号といったものは無く、分岐もそれほど多くないので進路変更のために左右の車線を使い分けるようなことはしません
(いわゆる下道では右折する前に右車線に移り準備しないとダメです)
では高速道路では複数の車線をどのように利用するのか?
それぞれの車が好き勝手に走っているわけではなく、一定のルールを元に運用されています
左の車線は低速、右の車線に行くにしたがって高速で走るというルールです
コレは法律で厳密に規定されているものではなく、あくまで運用上のルールなのですが、ドライバーにはスムーズにかつ安全に走ることが義務付けられていますので、このルールを破って注意されても文句は言えないです
『キープレフト』というルールがあり、可能な限り左側(つまり低速側)の車線を走ることで全体がスムーズに走れるようになります
高速道路はさまざまな車が走っていてトレーラーやトラックなどは車重も重く高速走行に向いていないです
安全を考慮してカーブは他の車より減速する必要がありますし、上り坂ではスピードが出にくいです
加速も遅いですよね
一方スポーツカーなどは安定して高速走行ができるように設計されています
当然スピードは出ますし、加速も早いです
そういったさまざまな車がそれぞれの性能、速度で走っています
自分が走っていて前の車が遅い場合
このまま行くと衝突するので、減速するか追い越す必要がありますよね
このとき右の車線を確認し、安全だと判断できれば右車線に移り追い越す事ができます
追い越した後、必要なことは『キープレフト』です
速やかに左の車線に移動しないといけません
もし、自分より速い車が後ろから来ていたら?
その車は更に右の車線に移る?
いやいや、車線は無限に無いですよね
自分より速い車のためにも左の車線に移って道を開けておくとスムーズですよね
もし、追い越すときに右の車線の後方に自分より早い車がいたら?
その車が通り過ぎるまで待たないとダメです
自分が割り込むことでその車を減速させることになります
右の車線に移るときはその車線の流れに速やかに乗る必要があり、加速が間に合わないなら移ってはダメです
周りの状況を良く見て、先に加速しておくなり、車線を移ってから加速できるだけの余裕があるか判断しないといけません
しかし、この判断を適切にできない車(性能的な面で特にトラックに多いのですが)がいると全体の流れがスムーズに行かなくなります
イライラした運転手が周りの迷惑を考えず自分勝手な運転をするケースが多いですが、その行為が全体の効率を悪くして更にイライラが増えるという結果を生んでいます
長くなりましたが、愚痴を言うためにこの話をしている訳ではないです
大事なのは周りの状況を常によく見て、未来を予測し、適切な判断し、あらかじめ準備をして速やかに実行することです
自分勝手にならず、全体がスムーズに運行できるように心がければ結果として渋滞も減るし、早く目的地に着くことができます
これは車の運転に限った話ではなく、日常生活や仕事、チーム制作でも言えることです
人それぞれスペックは違いますし、速度もマチマチです
そんな人たちが協力し合って世の中は作られています
ワガママを押し通したり、周りが見えていないとダメですよね
「オレがオレが」では無く、譲り合うことでよい結果を得られることが多いです
社内で、さまざまなスペックと個性を持ち、色々な思いとペースで働いているスタッフのことを思いながら運転していました