こんにちは。
大阪アーティストのプリンです。
突然ですが、皆さん苦手を克服したいと思ったことはありませんか。
私はあります。
正直、克服しなくてもよさげなものならそのままでもいいのですが
いつか自分に悪い影響、困ったことになりそうだと思うと
克服、または対処法を身に付けた方が
より生活しやすそうだと思います。
なので今回は苦手なものと向き合ってみようかと思います。
背景アーティストの私は「SF、ハードサーフェス」が苦手なのです。
幼少期からスターウォーズやガンダムなどの色々な映像作品を観てきましたが
作るとなると別問題!
デザインや雰囲気がリファレンスを集めてもブレブレになってしまうのです。
過去にもデザインを考え作ってみたものの、
「今時ではない昭和臭を感じる」と言われ、ぐぬぬとなった苦い思い出もあります。
ではこの苦手な分野とどう向き合うかと考えた際
「トリムシートを使用すればこのトンチンカン女でもそれらしいものが作れるのでは?」と思ったわけです。
また私は最近、トリムシートを使用した背景モデリングの講演を聞いたばかり
テンション十分。負けん気も十分。いける気がします。頑張りましょう。
初めに言わずもがな、リファレンス集めです。
正直私はここで挫けそうになりました。(おい、負けん気どこ行った。)
この世にはいっぱい「SF、ハードサーフェス」があるんですね…。
もちろん、作品を作るうえでテーマを決めますが
私は初心者。たいそうなものはまず無理であろう。
なので使いやすいベーシックなもので、床または壁の床に近い位置の柄を作ろうと決意。
では、SubstanceDesignerでNormal、ID、AOを作っていきます。
以下が制作したノードです。
トリムシートに限らず、SubstanceDesignerでの作業は枠で囲んだり、メモを残したりしておくと
後で見返したいときに便利ですね。
ですがこれが大変。綺麗に整理したデータを作成するのは大変なんです。
次にSubstancedePainterで質感作りです。
今回は室内用を想定して作っていきます。
屋外、また室内でもガレージやホラー要素がある場所でしたら盛大に汚しを入れますが
そんなに汚れが付くような場所に使う柄ではないのでお気持ち程度に汚しを入れます。
今回はこれで完成としますが、
実は、床の3Dモデルを用意してトリムシートを割り当てるところまでやりました。
ですが割り当ててわかったことは、作った柄の中で使いまわせないものがあり、
さらに使ってもなにか違和感を感じたので3Dモデルを断念。
本当でしたら、デザインの見直し、調節などをしないといけないのですが
今回はお時間がないのでさらに断念。
完敗。無念。
反省点としては、デザイン、世界観をより詰めるべきだったと思います。
それをするためには、リファレンス集めをした後に
フォトバッシュを作成してさらに自身の作成したい物のイメージを具現化することをすれば対応できる気がします。
やはり初めが大切ですね…。
ですが、負けずにこれからも頑張ります!
では、読んでいただきありがとうございました。