こんにちは。大阪アーティストのSHOKENです。
前回のブログに引き続き、まだまだエフェクトに浮気中です。
今回は、一昨日にサイさんが投稿されたブログ「アサルトライフルG36c」
で紹介されていたかっこいい銃モデルをお借りしまして、
銃発射エフェクトをUE4で作成してみました。
それがこちらです↓↓
ハイスピードカメラで撮影したような(スローモーションで見たような)イメージで作成しています。
作成にあたり、下記のような実物の銃の射撃動画を参考にしています。
業界内でHoudiniが流行っていることを感じるので、練習を兼ねて、
テクスチャ素材作りにHoudiniを使用してみました!(バージョンは17.5です)
まだまだ初心者ですが、手順を簡単にご紹介します。
①まず、豚の頭を用意します。(Houdini使いにはおなじみですね笑)
②煙化します。
耳や鼻のおかげで、煙の発生源として良い感じのシルエットになってくれました。
③浮力やや乱気流などのパラメータを調整し、良い感じに煙を動かします
好きなタイミングで、ライトやカメラも設置しておきます。
③subUV用テクスチャを作るノード「rop_texture_sheets」を使って、エフェクトでよく使われるSubUVテクスチャ(コマ送り用のテクスチャ)を作っています。
シェルフの中の、「Game Development Toolset」の中にあります。
レンダリングしてできあがった素材がこちらです。
④今回のエフェクトには炎表現も用いるので、煙と同様に、Houdiniで爆発のようなシミュレーションを行い、テクスチャを作成しています。
これらの素材をパーティクルに貼り付け、アニメーションさせることにより、エフェクト表現を行っています。
動画編集の際には、UE4のシーケンサーを使用して、フレームレートを調整しています。
特別に凝ったことはしていませんが、ある程度までパパッと作れちゃうところがエフェクトの魅力の一つですね!
そういえば、最近他社から入社されたVFXアーティストの方から聞いたのですが、
ゲームのエフェクト業界では、自分のように、背景やキャラなど他セクションからの浮気がキッカケで本格的に始めるのが王道パターンらしいです(笑)
逆に、新卒の段階からゲームエフェクトを志望されている方は、その希少さから、「SSレア」と呼ばれているらしい・・・(笑)
もし、ヘキサドライブ入社を考えている方で、VFXにも魅力を感じている方・SSレアな方がいらっしゃれば、会社見学や説明会などでお話してみたいです!
ぜひ、お気軽に、お越しください~↓↓